Maintenance管路施設維持管理

管内清掃

管内清掃で下水管路の安全を守る

下水管内には、さまざまな異物や堆積物が溜まることがあります。これらの堆積物が原因で下水管が詰まると、マンホールから汚水が溢れ出し、近隣住民の衛生を脅かすだけでなく、周囲の水域も汚染される可能性があります。
当社の管内清掃サービスでは、このような問題を解決するだけでなく、未然に防ぐことを目的としています。定期的な清掃により、下水管路が適切に運用され、安全で快適な生活環境を維持します。

F管内TVカメラ調査

TVカメラ調査で下水管路の状態を正確に把握

弊社では、自走型のTVカメラを下水管内に挿入し、内部の状態を詳細に調査しています。TVカメラを使用することで、人が入れない狭い管内や、有毒ガスが充満している環境でも、安全かつ正確に状況を把握できます。
調査時の映像はリアルタイムでTVモニタに映し出され、さらに記録媒体に保存されます。これにより、調査後に映像を再確認し、より精度の高い分析が可能です。

管路調査

流域接続点水質調査

流域接続点水質調査で地域ごとの水質を把握

下水道管には、家庭や工場などからさまざまな汚水が流れ込みます。これらの汚水は最終的に下水処理場で処理され、海などに放流されますが、その前に地域ごとの汚水の水質を調査することが重要です。
そこで、市町村が管理する公共下水道と県が管理する流域下水道との接続点で、水質調査を行います。この調査では、汚水を連続的に採水し、同時に流量も測定します。これにより、各地域から流入する汚水の水質を正確に把握し、適切な処理が行えるようにします。

不明水調査

不明水調査で下水管路の安全と効率を守る

不明水とは、下水管の損傷箇所から浸入する地下水や雨水などを指します。不明水が浸入すると、下水処理場の運営コストが増加するだけでなく、浄化能力が低下し、近隣の水域の水質悪化にもつながります。また、不明水に含まれる石灰分が下水管内に付着し、下水の流れを妨げることも問題となります。
弊社では、長年の技術と経験を活かして、不明水の浸入箇所を特定し、適切な対策を実施します。これにより、下水管路の安全と効率を維持し、環境への影響を最小限に抑えることが可能です。

スクリーニング調査

スクリーニング調査で効果的に問題箇所を特定

スクリーニング調査は、下水管やインフラの問題箇所を効果的に特定するための初期段階の調査方法です。この調査では、広範囲にわたって迅速にデータを収集し、潜在的な問題箇所を見つけ出すことを目的としています。
画像・水位変換システムを用いて、一定間隔で撮影した画像データを水位に変換するシステムです。水位の変動を数値化するとともに実際の流れを画像で保存しているため可視化が出来る。
スクリーニング調査によって、重点的に調査すべき場所を絞り込み、より詳細な調査や修復作業を効率的に進めることが可能になります。

画像スクリーニング調査 ダウンロード資料

送煙調査

送煙調査で下水管の損傷箇所を正確に特定

下水管には、大きな損傷から目に見えないほど小さな損傷まで、さまざまな形状や大きさの損傷が発生します。送煙調査では、下水管内に煙を送り込み、地表に煙が漏れ出す場所を確認することで、損傷箇所を特定します。
この方法により、直接浸入水が流れ込む箇所を正確に見つけ出すことが可能です。送煙調査は、目に見えにくい損傷の発見に非常に有効な手法です。